
国際機関の面接対策で頻繁に指摘されるポイントの一つがスマイル。笑顔は自信や積極性、相手への関心を伝えるだけでなく、協調性や親しみやすさといった印象も与える。また、本人の緊張を和らげ、面接の雰囲気を柔らかくする。
電話等の顔が見えない面接の場合でも、笑顔で話すことで声のトーンや口調に変化が生まれ、相手に前向きな印象が伝わりやすくなるとされている。
しかし、笑顔は多ければよいというものではない。自然で場面に応じた表情が重要であり、終始ニヤニヤした表情や、逆に終始無表情でいることは、かえってマイナス。実際、受け答えが優れていても表情に乏しく、「一緒に働きたいと思えない」という評価につながった例もあるという。
では、どのタイミングで笑顔を使うべきか。以下三つの場面が考えられる。
まず、面接官と初めて会った瞬間。ここで笑顔とともに明るく挨拶することで、第一印象を強く印象づけることができる。第二の機会は、自分が情熱を持っているテーマについて話す時、自然ににじみ出る笑顔。意欲や主体性を伝える手助けとなる。面接最後の挨拶を笑顔で締めくくり、好印象のまま面接を終えるのも良いだろう。
ただし不自然な笑顔には注意。人間は自然な笑顔と作られた笑顔の違いを識別できるそうで、無理に作った表情はかえって不信感を与える場合も。鏡を使い、口角を上げ、目尻を下げることを意識したトレーニングで自然な笑顔を作りやすくする手もある。
笑顔は面接対策のすべてではないが、第一印象や対人印象に与える影響は大きい。模擬面接を録画し、自分の表情や動作を確認しながら独自のスタイルを作っていくことは、国際機関の面接準備においても有効だろう。








